月: 2018年11月

実務に役立つ民法・債権法改正~変更点セレクト20 No.19 詐害行為取消ー倒産法制と連続性強化、二重の故意の緩和

今回のポイントは、次の4点です。 ・相当対価処分行為はどのように規律されるのか。 ・既存の債権者に対する担保供与や債権消滅行為についてどうか。 ・過大な代物弁済についてはどうか。 ・転得者に対して取消権を行使する場合、経…
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実務に役立つ民法・債権法改正~変更点セレクト20 No.18 債権者代位ー債務者の地位の変化と債務者への訴訟告知

今回のポイントは、次の3点です。 ・債権者代位権が行使された場合、債務者は自らの第三債務者に対する権利を行使したり、処分したりすることができなくなるのか。 ・代位債権者が事実上優先弁済を受けることは引き続き認められたか。…
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実務に役立つ民法・債権法改正~変更点セレクト20 No.17 無効及び取消の効果ー原状回復義務

今回のポイントは次の4点です。 ・無効又は取消されるべき法律行為に基づきなされた給付は、703条に基づいて返還されるのか、別の規定に基づき返還されるのか。 ・その法律行為が無償の場合も常に原状回復が必要か。 ・無能力者や…
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実務に役立つ民法・債権法改正~変更点セレクト20 No.16 代理権の濫用、利益相反の効果

今回のポイントは次の2点です。 ・代理権濫用の効果はどのように規律されたか。民法93条類推適用は維持されたか。 ・利益相反の効果はどのように規律されたか。 代理権の濫用 代理人が、代理権の範囲内で、本人のためにすることを…
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